2010年6月12日土曜日
2010南アW杯開幕弟1戦 南アフリカ対メキシコ
始まったー!!!!!
南アフリカが、格上のメキシコを相手に健闘。開幕戦を引き分けた。南アフリカは後半10分すぎにチャバララが左足で決めて先制。後半終了間際、ムペラが 惜しいシュートを放ったが、枠に嫌われた。メキシコは精度の高いパスやクロスで何度も好機を演出しながら得点を決めきれなかったが後半30分過ぎ、左から のクロスに合わせたマルケスのシュートで同点に追いついた。
後半10分、南アフリカの鮮やかな先制点が決まった瞬間、スタジアムの興奮は頂点に達した。ハーフウエー付近から出た長いスルーパスに抜け出したMF チャバララが、ワントラップして左足を振り抜くと、ボールは一直線にゴール右隅に突き刺さった。
「勝つことだけを考えたい」と話していたチャバララは、サッカーシティー競技場近くにある旧黒人居住区ソウェトの出身。地元の英雄が、世界に名をとどろ かせた。
序盤から、「格上」のメキシコの猛攻にさらされた試合だった。前半2分には自陣の左サイドを破られ、こぼれ球からシュートを浴びたが、主将のモコエナが 体を張った。GKクネも再三のピンチを防いだ。しかし後半34分、左右を揺さぶられて追いつかれた。
W杯に、開催国が1次リーグで敗退した歴史はない。南アは昨年、欧州や南米勢との強化試合で連戦連敗に終わり、本大会の8カ月前に当時の監督を解任し た。だが、94年に母国ブラジルを優勝に導き、監督として史上最多6回目のW杯を迎えるパレイラ監督が約1年半ぶりに再就任すると息を吹き返し、その後は 無敗でこの日まで突き進んできた。選手の一人は「パレイラは自信を持ち込んでくれた」という。
「初戦は重要だが、それだけを見ているのではない」と話す経験豊富な67歳の老将率いる開催国。同じ組にひしめく実力チームと対等に戦えることは示し た。
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